国立がん研究センターの陽子線治療施設を見学しました
すごい装置で感動、スタッフの方のすばらしいお仕事を聞き感動しました
オープンキャンパスに行き見ることができました24年10月
このイベントで一番印象に残り驚いたのは陽子線治療施設の見学です
スタッフの方の説明を聞きながら見学できたので、施設のすごさとともにスタッフのご苦労と熱意が伝わりました
・ 患者さん一人一人に対応した治療方法を考えて進めているとのこと
・ 陽子線に携わるスタッフは約20人 病院スタッフが約12人+機器スタッフ約8人(住友重機)
・ 患者さん1人1人の患部に対応した照射方法、どの方向・どの角度から照射すれば最適なのかを、
病院スタッフは常に計算・シミレーションしているとのこと
・ 頭への照射では、頭を固定するため、その人の顔にフィットするオーダーメイド顔マスク
(耳から前部分の半顔のワイヤーメッシュ)を造るとのこと
このワイヤーメッシュ端部と照射ベッドを固定させ、顔を動かなくさせるとのこと
・ 前立腺では、腰部分が動かないよう、腰と足を固定する装置を使うとのこと
・ 1日あたりの陽子線治療人数は70人ほどのこと 1室30人~40人で2室あり
・ 中国人の方も治療に来られるとのこと
・ 子ども患者さん用に、絵本が置いてあったり壁にアンパンマンが貼ってました
・ 陽子線は病院内で造っているとのこと
この装置は非常に大型で地下1F~2Fまでの高さが必要な大きさとのこと
発生装置は強い放射線を発生させるため完全隔離しているとのこと
・ 陽子線治療室と廊下を遮断するドア厚みは30cmくらいありました
上の黒い部分が患者さんが横になる台
その左の四角形が陽子線を照射するところ
最適な照射ができるよう、周りの円形は360°回転し、横になる台も可動する装置