退職後に再就職しない方は年金を増やす方法に「付加年金」があります
国民年金に付加保険料(月400円)を払うと年金が増えます
60才未満で退職し再就職していない方、国民年金の未納あり任意加入する方は、国民年金保険料を支払うことになります
◆ 付加年金制度とは
国民年金には保険料に加えて付加保険料を払うと、老齢基礎年金(いやゆる国民年金)に
付加年金が上乗せされ増えます
◆ 対象者
・ 国民年金第1号被保険者
・ 任意加入被保険者
よって退職した方の加入する条件としては
60歳未満で、退職し再就職せず国民年金に加入した方
65歳未満で、国民年金に未納があり任意加入した方
◆ 支払う保険料 付加保険料
月400円
◆ 増える年金額
200円 × 付加保険料を納めた月数
◆ 分岐点は? 納付額と年金受取額
2年以上受け取ると、納めた付加保険料以上の年金を受け取れます
2年間の支払い総額 400円×支払月数24カ月=9,600円
2年間の受取り総額 (200円×納付月数24カ月)×受取年数2年=9,600円
◆ 60才退職の方で、大学4年間の未納を、任意加入4年間で納付した場合の試算
4年間の支払い総額 400円×支払月数48カ月=19,200円
65才からの年間受取増額 (200円×納付月数48カ月)=9,600円/年
4年間納付した付加保険料で、増える保険料は、年9,600円・月800円
ちょっと少額?? これどうなの??と思ってしまいますが、
でも、「ちりも積もれば山となる」・・・・
付加年金は、死ぬまで増える保険料です、老後の不安が若干でも少なくなる手段だと思います