退職後に再就職しない方は年金を増やす方法に「任意加入」があります
学生の期間に年金未納があれば、「任意加入」を使って年金を増やせます
退職し、再就職していない方は(厚生年金に加入していない)「任意加入」を使って年金を増やせます
60才くらいの方で大学・大学院の学生期間は、年金を納付していない方もいると思います。
学生期間は納付が猶予された期間でした
でも納付していない期間は、年金を受給する期間に含まれていません。
国民年金保険料を納めなかった期間や加入していなかった期間は、その期間に応じて年金額が少なくなります
◆ 任意加入制度とは
60才以上65才未満の5年間、国民年金保険料を納めることで、65才からの年金受取額が増やすことができる制度です
◆ 加入できる条件
① 60才から65才未満
② 老齢基礎年金の繰上げ受給していない
③ 保険料の納付月数が480月(40年)未満
④ 厚生年金保険に加入していない
◆ 任意加入のメリット
・ 65才からの年金が増える
・ 保険料は社会保険料控除の対象となる
◆ 分岐点は? 納付額と年金受取額
75才まで受取ればトントン(65才受取りスタート)
納付金額60才~65才→ 約99万円
65才~75才まで受取る年金の増加額→ 約99万円
◆ 加入するかしないか
・ 75才以上生きると思う人は、総受取額は増えるのでお得
・ 75才までに死亡すると思う人は、加入しないほうがお得
・ 年金は長生きの保険と考え、保険料(年間約20万円)を
無理なく支払えるのなら加入してもいいと思います
◆ 手続き窓口
・ 住まいの市区町村の年金担当窓口
また相談は、年金事務所でも可