退職後、生活費いくら必要? (実態把握編)

わくわく生活

退職後の生活費がわかると、老後に必要なお金が、いくら必要かがわかります。退職前の生活費と退職後の生活費は大きく違います。では退職後の生活費はいくら??生活費を把握することからスタートしてみてはどうですか。

夫2023年60才退職、妻主婦の2人暮らし、持家ローンなし。子どもは会社員で別居。
60才退職後の生活費は月18万円(年220万円)
50代の会社員の方が、この生活費を見たら、少ないと思うのではないでしょうか。
私も退職前の生活費は月30万円~40万円かかっていました。

では、なにが減ったのか?
主な減ったものは

お小遣い・・・・・会社員時の昼食、飲み会などゼロ
子どもの教育費・・子どもが社会人となればゼロ
生命保険料・・・・国民健康保険に加入していれば高額療養費制度があるので民間保険は不要
被服費・・・・・・会社員の身だしなみは必要なくなくなる
交際費・・・・・・付き合いが少なくなる

この生活費とは、必要最低限に生活するためのお金です。
旅行や家電購入、リフォームなど一時的に必要なお金は入っていません。
これらは、その人の生活スタイル・環境スタイルにより異なるので、私のは参考になりませんので提示しません
仮に一時的なお金が年100万円とするならばすれば、
一時 年100万円+ 生活費220万円 = 年320万円 となります
この金額どうでしょうか?高い?安い?

2022年発表「家計調査年報」では、65歳以上、夫婦2人暮らしの生活費26万8,508円
実収入平均は約24万6,237万円となっていることから、毎月約2万円の赤字の結果のようです。

この調査の支出(26万8,508円×12カ月=322万円)と、私の年間額(一時+生活費=年320万円)を比較すると、ほぼ同額。
なんとなく、贅沢な生活でもなく、超節約の生活でもない結果になっていないことがわかりました。

退職後、老後生活の不安の1つは、お金。その家庭の生活費は、その家庭でないとわかりませんし、平均と比べても意味がありません。
不安を解消の第1歩は、今の生活費を把握することからスタートしてみてはどうですか。